SEP 16 2020

正しい糖質制限できてますか？

あなたの糖質制限は正しい？

最近、色々な方から「太るのが怖くてもう長い間お米を食べてません」といった声を多く頂くので、今回は糖質制限って本当に痩せるの？糖質は摂らない方がいいの？ということについてお話します。

ちなみに私も20代前半の頃はとりあえずごはん食べなきゃ痩せるでしょ！と軽い気持ちでやっておりました。

が！

結論から言うと、糖質を断ち切るような極端な糖質制限はデメリットが大きいためNGです！！
確かに痩せはしますが、その代償が高く付きます。
その代償は3つ

極端な糖質制限のデメリット

1. 塩分過多により浮腫みまくる
2. 疲労感やストレスが溜まりやすくなる
3. 代謝が落ちて逆に痩せにくい体になってしまう

では、一つずつ詳しく説明していきます。

1. 塩分過多により浮腫みまくる

糖質制限する際、ご飯を食べない代わりにおかずを沢山食べるという方が多くいらっしゃいます。
実は、ご飯は唯一塩分が含まれていない主食なんですが、
これに対して、おかずは塩分が多く含まれている物が多いので
知らず知らずのうちに塩分をかなり摂取している！
ということが多いです。
ご飯は食べないけど、塩分たっぷりのおかずを食べまくっていたらしっかり浮腫みます。

二つ目、

2. 疲労感やストレスが強くなる

糖質というのは脳やカラダを動かすエネルギー源です。
炭水化物が不足するとダルさや疲れを感じたり、
場合によっては風邪のような症状が出ることもあるため、
仕事のパフォーマンスが低下したり日常生活にも支障が出ます。
そして、
そもそも炭水化物を取らないということにストレスを感じてしまって反動で爆食いしてリバウンド！
というパターンがとても多いです。
また、ストレスが溜まると病気のリスクも高まってしまいます。

三つ目、

3. 代謝が落ちて逆に痩せにくい体になる

体内の糖エネルギーが不足すると、
それを補うために体は自分の筋肉を分解してアミノ酸に変えてしまいます。
人間の基礎代謝は筋肉量に比例するので、
“筋肉が分解されてどんどん減る = 基礎代謝が落ちる”ということになります。

単純に、「摂取カロリー」よりも「消費カロリー」の方が多ければ痩せることができるのですが、

摂取カロリー < 消費カロリー ➡︎ 痩せる

代謝が落ちるということは、この「消費カロリー」が減ってしまうということです。
糖質制限して「摂取カロリー」を抑えているうちは良いのですが、
ひとたび食事を元に戻せば、
「摂取カロリー」>「消費カロリー」になり、リバウンドまっしぐら！
という悲しい結末が待っています。

よくある失敗事例としては、
夏までにやせるぞー！と意気込んで無理な糖質制限をしてしまい、
秋にはしっかりリバウンドというパターンですね。

じゃあ、どうしたらいいの？

ここまで3つの理由を説明してきましたが、
じゃあどうしたらいいか？ですが、

1. 無理な糖質制限はしない
2. 適度に筋力を付けて代謝UP

1. 無理な糖質制限はしない

糖質の摂取量については、
人が普通に生きていくためには、ご飯の量にして最低でも1日100~150ｇ必要です。
あくまで最低ラインなので既にトレーニングもしてるよ！という方はもっと摂取するべきです。
ちなみに私は朝昼晩とご飯を食べてます❤

私のお客様でも1年間糖質をほとんど摂らずにダイエットされた方がいらっしゃったのですが
案の定、途中から体重は落ちず、さらに便秘でも悩まれていました。
このお客様には、お米を最低1日1食は入れましょうという提案をして、
それを実行されてからはむしろ体重は落ち、さらに便秘改善のおまけ付き！
※お米には食物繊維も豊富に含まれており、便秘にも効果があるのです！

2. 適度に筋力を付けて代謝UP

筋トレをするとゴツくなると思っている方がいらっしゃいますが、
そう簡単にゴツくなることはありませんのでご安心を。
筋トレは、筋トレという行為自体でもエネルギーを消費しますし、
筋力が付くことで代謝が上がり、太りにくい体になります。
また、適度に筋肉が付くと引き締まって見えます。

ここで1点、注意していただきたいのが、
体重をあまり気にし過ぎないことです。
筋肉は脂肪よりも重いため、同じ体重でも筋肉量の多い方がスリムに見えます。
体重よりも見た目を意識しましょう。

まとめ

極端な糖質制限は